
多賀町の文化財
かめや旅館が文化財登録原簿に登録されました。
登録文化財とは、文化財を資産として活かすことを支援する国の制度で、平成8年10月1日に文化財保護法を一部改訂して施行されました。
近年、都市開発、生活様式などの変化によって、さまざまな近代の建造物が消滅しています。そこで、身近な文化財を厳しい規制に縛ることなく活用し、守っていけるような制度がつくられました。例えば、外観を大きく変えなければ内部を改装し、喫茶店や資料館などとして活用できます。
登録の対象となる建造物は、建築後50年を経過している建造物で、国土の歴史的景観に寄与しているものや、造形の規範となっているもの、再現することが容易でないものなどです。住宅や社寺、橋や水門、ダム、煙突や塀など幅広く対象となっています。
平成14年2月には、全国で2、706件が登録され、そのうち滋賀県は189件となりました。多賀町では、平成13年4月に登録された「かぎ楼」に続き、今回で2件目となります。
「かめや旅館」は、江戸時代から続く料理旅館で、現在の本館は大正13年に築造されました。本館は、木造2階建ての瓦葺きで、正面に入母屋造の破風を見せ、その下に切妻造の玄関が設けられています。向かいの「かぎ楼」とともに、多賀大社門前の景観に欠かすことのできない建造物です。
文化財トピックス
もんだい■さて、右の写真は何でしょう?
こたえ■平成10年度の土田遺跡発掘調査で出土した土偶で、多賀町では初めての出土となります。
写真は、土偶の頭部と体部の破片です。破片は復元できませんでしたが、人型をした土偶だと思われます。体部破片は2cmほどの小さなものです。
同じ調査地区で他にも1点出土しました。土偶は故意に破壊された状態で発見されることが多く、どのような目的で埋められたものか定かではありませんが、何らかの願いをこめて埋められたものが、3000年の時を越えて私たちの前に姿を現しました。 |
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