人権の視線【じんけんのしせん】
人権の詩

かんけり しよう  小学二年生

男の子たちが かんけりを
している。
「わたしたちも いれて。」
はしって いったら
「女は いれて やらない。」
と わたるくんが いった。
「どうして。
この あいだまで
いっしょに してたでしょ。」
そこへ まりちゃんも はしって きた。
「女の子は だめなんだって。」
と わたしが いうと
わたるくんは なにか いいかけた。
まりちゃんは
「なに ごちゃごちゃ
いってるの。
ほら いくよ。」
と いって おもいっきり
かんを けった。
みんな わっと はしりだした。

●なぜ「女は いれて やらない。」のでしょうか。いわれた女の子の立場を考えてみたいものです。思いきりかんをけったまりちゃんのおかげで、みんないっしょに遊び始めましたね。
●鈴木祥蔵・今野敏彦他編『人権教育読本・せいかつ・小学二年』明治図書によります。一部改めました。

人権読本 じんけんの詩(明石書店)
編著:今野敏彦  さし絵:美馬須美子 から

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