あやまち 小学6年生
別にきずつけるつもりもなく
言った言葉できずつけた
別に差別するつもりもなく
言った言葉で苦しめた
いったい私たちは
いくつのあやまちを
おかしてきただろう
そのあやまちに
気付いた時にはもうおそい
その子の苦しみは消えはしないのだから
言った言葉はなくなりはしないのだから
ならばこれからのことを考え
ひとことあやまって
明日というものを考えてみよう
きっと今まで忘れていた
やさしい心がみつかるから
言葉の大切さがわかるから
そして友達が
一人ふえたことに
気付くのだから

▼人をきずつけることばは、けっして口にしないことです。もし「あなた」が、人からきずつけられるようなことばをはきかけられたら、「あなた」はかなしくなるでしょう?
▼この詩の内容は、子どもの社会に限られたものではありません。しかも私たちの社会生活では、「ひとことあやまって」清算のつくものではないことに気づきたいものです。
▼小学校6年生の作品です。埼玉県教育局同和教育課『わたしたちの同和教育〈別冊2〉』によります。
人権読本 じんけんの詩(明石書店) 編者 今野敏彦/さし絵 美馬須美子 から

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