生活習慣病予防

 日本人の平均寿命は男女とも「世界一」になりました。
 しかし、「自分が本当に長生きできるかどうか」が保証されているわけではありません。自分の健康は、自分で管理し、自分で確保するしかないと言っても過言ではありません。毎日の「食事」と「運動」と「休養」つまり、生活習慣を改善していただき、いくつになってもはつらつとした豊かな生活を送れるようにしたいものです。

 終戦直後に比べますと、私たちの生活は大変豊かになり、食べ物は、私たちの周りにはあふれんばかりの状況です。50年前ですと、食べ物がないために「栄養失調」になる人が多かったというのは、皆さんも納得されることと思います。

 しかし、現代は食べ物があふれている状況にありながら、栄養状態が悪い=栄養失調の日本人は決して少なくありません。つまり、いつでも好きなものが好きなだけ手に入るために、自分の好きなものだけを大量に食べる人が増えていると言えます。その結果、適量以上に摂取し過ぎてしまう栄養素がある一方で、健康のためには絶対に必要な栄養素が不足してしまうことになり、栄養のバランスは偏ってしまいます。

 今一度、ご自分の食生活を見直していただければと思います。

 5月下旬から、ふれあい健診や総合健診を実施しますが、目には見えないご自分の身体の状態を血液検査や血圧測定、心電図、眼底検査等で年に1回はチェックしていただきたいものです。
 また、町で行っている栄養相談や健診後の個別健康教育等を活用していただき、食生活や運動面を見直し、生活の改善に役立てていただきたいと思います。

 各種健診や相談等健康づくりに関することにつきまして、お困りの時やお問い合せがありましたら、何でも福祉保健課の保健師までお気軽にご連絡くださるようお願いします。

生活習慣病

糖尿病
エネルギーのとり過ぎ、運動不足による高血糖から、全身に合併症を起こします。活動的な生活と適正エネルギーを保つことが予防のポイント。急増傾向にあります。
高脂血症
脂肪やエネルギーのとり過ぎ、運動不足から、血液中のコレステロールや中性脂肪が高過ぎ、動脈硬化他の誘因となります。
高血圧症
血圧が高い状態をいいます。塩分のとり過ぎ、肥満、ストレス、喫煙、過剰飲酒が誘因となります。動脈硬化との相互作用が大きく、合併症を起こします。
心臓病
(虚血性)
過食、過労、ストレス、高脂血症が誘因となります。冠状動脈の硬化によって起こります。狭心症、心筋梗塞があります。
脳卒中
高血圧と動脈硬化が関係し、脳動脈の血管障害によって起こる病気の総称です。脳血栓、脳梗塞、脳出血等があります。
高尿酸血症
肥満、アルコール、タンパク質等のとり過ぎが下地にあり、血中尿酸が高くなり、痛風等をおこします。
がん
たばこ等発がん性物質のとり過ぎ、免疫機能の低下が誘因となり、遺伝子異常が起こります。日本人の死因の第1位となっています。
歯周病
偏食、やわらかいものを好む、よくかまない、歯と口内を清潔にしない等から歯肉炎、歯周炎がおこります。
次の項目を一つずつ意識して実践しましょう
 ・適正体重を保つ ・偏食、欠食しない ・たばこはすわない
 ・酒は1日1合程度 ・食事は腹八分目 ・睡眠は十分
 ・体をまめに動かす ・よくかんで食べる
 ・休息、休養は十分 ・ストレスをためない

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