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おじいちゃん 谷川 俊太郎
おじいちゃんはとてもゆっくりうごく はこをたなにおきおえたあとも りょうてがはこのよこにのこっている しばらくしてそのてがおりてきて からだのわきにたれる そのままじっとたっているおじいちゃんは きゅうになにかをさけびだしそうにみえる にわのかしのきがまどから おじいちゃんをのぞきこんでいる かしのきのいっていることが おじいちゃんにはきこえているのに きこえないふりをしているみたい きのうおふろばでおじいちゃんをみた ちぢこまったおちんちんがみえた おじいちゃんおじいちゃんおしえて むかしのことじゃなくていまのきもち いまいちばんなにがほしいの いまいちばんだれがすきなの |
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▼『はだか 谷川俊太郎詩集』筑摩書房による。 |
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2003.tagatown.jp |