『よみがえる敏満寺』が開催されました!
11月16日に、敏満寺遺跡石仏谷の現地説明会と小和田哲男氏(静岡大学教授)による講演会などが開催されました。
当日は天候にも恵まれ、県内外から多数ご参加いただきました。
午前中の現地説明会では、歴史好きな参加者が石仏谷や敏満寺城の説明に耳を傾けていました。また、遺跡への誘導や敏満寺の歴史や敏満寺城の説明などについて敏満寺区と敏満寺史跡文化保存会の方々にご協力いただきました。
午後からの講演会・シンポジウムは、敏満寺の城郭施設を中心としたお話・討論で、長時間にもかかわらず多数の参加者が話に聞き入っておられました。午前・午後を通して一日「敏満寺デー」となりましたが、有意義な時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。
多賀町教育委員会では、地元のご協力のもと、敏満寺遺跡石仏谷の史跡整備を進めています。その関係で前年度は「敏満寺座談会」を開催し、今回は講演会・シンポジウムを開催しました。
このような機会を通して、広く皆さんに敏満寺というお寺の謎について思いをはせていただけたらうれしく思います。
今年度から、石仏谷の当時の様相を知るために発掘調査を実施する予定です。成果が上がりましたら皆さんにお知らせしたいと思います。


「敏満寺座談会」の本が刊行されました!
昨年11月にあけぼのパーク多賀で開催しました「敏満寺座談会」の記録と各分野の専門家の研究報告を収めた『敏満寺の謎を解く―伝承する彫刻と城塞・石仏群―』が刊行されました。
敏満寺は、過去の発掘調査によって城郭施設や手工業施設などが発見されており、日本の中世史を考える上で重要な地域であることが認識されつつあります。当地域は「中世」を体感できる貴重な地域であると言えるでしょう。
「敏満寺座談会」では、最新の研究成果をもとに研究者たちが敏満寺の謎に迫るべく討論され、敏満寺の謎と重要性を再認識することができました。さらに、今回収められた各分野の成果報告によって敏満寺の謎を探求できるのではないでしょうか。