歯の健康について

 皆さんは自分の歯が何本あるか、ご存じですか?8020運動(80歳になっても、20本の歯を残しましょう)が提唱されている近年、口に対する関心は高まりつつあります。
 私たちの歯は個人差もありますが、上下合わせて、28〜32本あります。しかし、むし歯や歯周疾患が原因で、40歳代を境に歯を失う人の割合が急増しています。

《歯周病は細菌による感染症》
 私たちの口の中には300種類以上の細菌がすんでおり、歯周病はその細菌によって引き起こされる病気です。しかも歯周病になると、歯周ポケット(歯と歯肉の境目にできた溝)といわれる歯肉のはがれた箇所ができ、重症になるとその面積はハガキ1枚分になります。
 その部分に膨大な数の細菌がすみつき、さまざまな害を及ぼすようになってきます。

《生命を脅かす歯周病菌》
 数年前、歯周病になっている人はそうでない人に比べて心筋梗塞が2・8倍多く発生し、心臓疾患による死亡は1・9倍多いというショッキングな報道がありました。
 歯周ポケットには非常に多くの細菌がいます。生体を守るために白血球と細菌との戦いが起こります。歯周病を起こす細菌には、白血球にも抵抗して生き延びるものがあります。その細菌が歯肉の中に進入して増え、血管の中に入っても体の防御機構が働かず、全身に広がります。ある種の細菌は心臓にも達して増殖し、心内膜炎を起こします。

《歯周病を予防するには》
 むし歯という病気は、皆さんよくご存じのように、歯を溶かす病気です。それに対し、歯周病は、歯を支えている歯の周りの病気で、歯肉(はぐきとも言う)が赤っぽくはれて、歯みがきをすると出血し、だんだんひどくなると歯を支えている骨が溶けてきて歯がグラグラし、ついには抜けてしまうという病気です。それに加えて歯周病は、むし歯とは異なり初期のころは痛みもなく、自覚症状がほとんどないため放置されがちで、症状が明らかに現われた時にはかなり進行しており、歯を残すことも困難なことが多い病気です。そのためにできるだけ早い時期に発見して、これ以上悪化しないように予防することが重要です。
 歯周病の主な原因は、歯と歯肉の境についている細菌のかたまり(歯垢、プラークともいう)です。これらは、ハブラシで取ることができる軟らかいものです。しかし、ハブラシが歯の表面にしか当たらず、歯と歯肉の境に当たらなかったり、ハブラシの動かし方が大きすぎたりすると、歯と歯肉の境だけでなく、歯と歯の間の歯垢も取りのがしてしまいます。歯垢を取りのがしたままにしておくと、軟らかい歯垢が、だんだん硬くなっていき、歯石になってしまいます。歯石になってしまうとハブラシでは取ることができないので歯科医院での徐去が必要になってきます。歯垢を取りのがさないためには、ハブラシの当てる場所、動かし方、力の入れ具合が大切です。歯垢は、細菌のかたまりであり、生き物です。増える力も強いためにハブラシが当たっていないと、すぐに歯肉に炎症が起こります。
 朝やお昼など、忙しくて十分歯みがきが行えない時は、その分夜に時間をかけて、1日1回は完全に磨くとともに、自分の口の中(歯肉)を観察する習慣をつけるようにしましょう。

アルコール市民セミナーちょっと一杯のつもりで…
〜知っておきたいお酒と身体の関係〜
講 演
「酒は百薬の長ってほんま?」
―イッキのみは危ない・のんべえ人生語る―
講 師
アルコール専門医療機関大阪新阿武山クリニック所長
 平野建二先生(関西アルコール関連問題学会会長)
日 時
2月8日(日) 13時30分〜16時30分(受付13時〜)
場 所
アクティ近江八幡(勤労者総合福祉センター)多目的ホール 近江八幡市鷹飼町432‐10(JR琵琶湖線近江八幡駅下車 徒歩10分)
※駐車場はありますが、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
参加費
無料
お問い合わせ・
お申し込み先
FAXかハガキで@参加者氏名 A住所 B電話番号を明記の上、2月6日(金)までにお申し込みみください。(当日参加も可)
あて先
〒525‐0072 草津市笠山8丁目4‐25 滋賀県立精神保健総合センター地域保健部
 (電)077‐567‐5010 (F)077‐567‐5033

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