せんせい ぼくを ぶたないで  こんの としひこ

せんせい 手をだして
せんせいの手と ぼくの手
かさねてみよう
うわあ せんせいの手
大きいなあ
せんせい この手で
ぼくを ぶたないでね
でもね せんせい
ぼくの ちいっちゃい手で
ぼく せんせいのおしり
ぶつかもしれないよ
ごめんね
せんせい
▼大人は、自分の手の大きさを忘れてしまいます。でも、大人の手は子どもの手にくらべて、確実に大きいのです。その手を、子どもにふりかざしてはいけません。
▼こんな「あたりまえのこと」を、大人は忘れてしまうのです。

人権読本 じんけんの詩U(明石書店)編者 今野敏彦/さしえ 美馬須美子

2004.tagatown.jp