3月13日から同18日まで、多賀町中央公民館で多賀町美術展覧会が初めて開催されました。
 絵画部門12点、写真部門40点、書部門41点の出品があり、その中で審査の結果、各部門とも大賞、特選、佳作が選考されました。

■審査員
【絵画部門】
小田柿 壽郎 氏
【写真部門】
寿 福  滋 氏
【書部門】
小 林  巧 氏

【絵画部門入選者】
【大賞】
磯野 公子
「卓上NO‐3」
【特選】
高橋 汎子
「金剛輪寺新緑」
【写真部門入選者】
【大賞】
成宮 文子
「惜秋」
【特選】
神田 裕弘
「きりの漁港」
品居九一郎
「純愛」
藤本 夏雄
「早春」
【佳作】
石原 高顕
「やわらぎ」
藤本 夏雄
「鬼」
神鳥 政一
「憩う」
田斉 隆夫
「自然の変化」
本池 圭子
「無題」
【書部門入選者】
【大賞】
野口  一
「春がきた」
【特選】
辰巳 輝子
「無題」
大町千津子
「寸松庵色紙」
山本  市
「臨書」
【佳作】
北川 由三
「無題」
小菅 茂一
「漢詞」
土田 正雄
「山窓無月一燈明」
夏原 清子
「墨華」
上坊  春
「漢詞」

※総評は、原文のままを掲載しました。

【絵画部門総評:小田柿 寿郎氏】

 第一回と言うこともあり、出品点数こそ少ないが、油絵・日本画・水墨画といろんなジャンルからの出品があり、楽しい展覧会となりました。
 力量的には、バラツキがありますが、どの作品も一生懸命に描いておられる様子が感じられます。
 これを機会に、今後も出品者が増え、地域の楽しい発表の場として発展することを願っています。

【大賞】磯野 公子「卓上NO‐3」

 

【写真部門総評:寿福 滋氏】

 多賀町は、豊かな田園をぬけ、整備された工業団地から一歩山へ入ると、とたんに古代の世界にタイムスリップしたような錯覚におちいる素晴らしい自然が残されており、その大自然を切り取った、詩情豊かな作品も多く、楽しく、拝見致しました。全国規模の写真展にも出品できる作品もあり、皆さんのレベルの高さに驚きました。
 これからも、被写体の持っている魅力に、自らのメッセージを融合させた、作品づくりにチャレンジしてください。
 撮影する前に、まず俳句でもひねって、そのイメージでシャッターを切るのも一案かもしれません。
 意外と身近な所に美しい発見があるもので、その意味でも多賀町内にはまだまだ魅力がたくさん隠れていると思います。
 作者だけが見つけた「発見」を、ぜひ紹介してください。良い写真を見せていただき、ありがとうございました。

【大賞】成宮 文子「惜秋」

 

【書部門総評:小林 巧氏】

 ゼロからのスタートラインに立たせていただいたよろこびにしたることができました。ありがとうございました。
「書」は、人生とともにあります。齢を重ねることで、自分の人生に目覚め、自分の言葉を持てるようになって初めて、「道」であることに気づく世界であります。
 賞を競うとなると、大変錬度の厳しい世界ではありますが、今回は、書の俗に染まることなく、大変新鮮な雰囲気に浸ることができました。
 次回からの課題もたくさん見えています。具体的な話は、表彰式の日にと考えていますが、この町展をどのような形に作り上げてゆくかは、すべて町民にあると思います。この地域にある「志あるもの」の参画の場になるべきだと思います。
 多賀町展の益々の御発展をお祈りいたします。

【大賞】野口 一「春がきた」
   

2004.tagatown.jp