まちの話題

ハイビジョン映像プログラム

神秘の洞窟河内風穴が完成しました!

河内にある「河内風穴」は、全長数kmにもおよぶ大洞窟です。このたび、ハイビジョン映像プログラム「神秘の洞窟 河内の風穴」が完成し、迫力ある映像で河内風穴の素顔をご紹介できることになりました。この作品は、Documentary Film Team“VINZ”(ヴィンツ)の皆さんによって企画・製作されたもので、撮影作業には博物館の職員も協力させていただきました。今回、スタッフの日置沙也香さんから困難だった撮影作業について原稿をお寄せいただきましたのでご紹介します。博物館ではこの作品の上映会を予定しています。迫力の映像、神秘の世界にご期待ください。
多賀町の芹川上流に「河内の風穴」と呼ばれる鍾乳洞があります。夏の行楽シーズンには、渓流や、洞窟の涼を求めて訪れる観光客でにぎわう観光地としても知られています。一般に公開されている部分は入り口から数百メートルの範囲のみですが、実はこの洞窟は全国でも上位を争うほどの大洞窟なのです。観光洞奥にもうけられた「立ち入り禁止」のゲートの先には、林立する鍾乳石や、青く透き通る地底湖、飛行機の格納庫にも匹敵する大きさのホールなど、地上では目にすることのできない驚くべき世界が広がっています。しかし、この先は、迷路状に入り組み非常に危険なため、特別な技術と装備がなければ安全に行くことができません。そのため、中のようすは地元の方々にもあまり知られてはきませんでした。
数年前、探検隊の一員として、初めて河内の風穴の奥地に案内された時の感動は今でも忘れません。「この美しい地底の世界を、もっと多くの人たちに見てもらうことはできないだろうか?」「河内の風穴の真の美しさ、壮大さをもっと多くの人たちに伝えたい!」この想いがきっかけとなり、「河内の風穴ハイビジョン撮影プロジェクト」が実現することになりました。
「では、いざ撮影に!」と意気込んではみたものの、洞窟という特殊な環境下での撮影は、一筋縄ではいきませんでした。洞窟の中には、人がようやく通り抜けられるような狭い通路もあれば、大きな岩がゴロゴロと転がっている大ホール、岩壁をよじ登ってすすまなければならない場所もあります。最奥に到達するまでの道のりは、通常でも3時間以上。そんな場所に、重い撮影機材を持ち込み、奥地へ運んでいくことは、非常に困難で体力と根気のいるものでした。
さらに、洞内の気温や湿度も大きな悩みの1つでした。洞内の温度は、一年を通じて約10℃前後と言われています。また、湿度はほぼ100%と高く、水滴や汗で濡れた服はほとんど乾きません。撮影中は、カメラ操作や照明操作がメインになり、スタンバイが完了すると撮影終了までその場から動けません。気温10℃前後の中、全身濡れた状態で、数十分間じっとしなければならないことを想像してみてください。重い荷物運びでかいた汗はたちまち冷え、ものすごい寒さが襲ってきます。撮影中、もっとも苦労したことのひとつが、この寒さとの戦いでした。
撮影のための洞内平均滞在時間は約12時間、調査を含む入洞回数は30回を超えました。苦労や困難は多々ありましたが、今回の撮影で、改めてこの洞窟の魅力を再確認する機会となりました。美しい鍾乳石に彩られた空間、巨大ホール、青く透き通る地底湖。この作品で「河内の風穴」のすべてをお伝えできるとは思っていませんが、多賀町の皆さんに、この洞窟の美しさや素晴らしい世界が身近にあることを、少しでも知ってもらえればうれしく思います。

Documentary Film Team “VINZ”(ヴィンツ)
日置 沙也香  HP:http://www.vinz.jp/

 

健康づくり

富之尾で健康づくりへの取り組みが始まりました

「健康・ふれあい・支えあいの富之尾をめざして」を目標に、富之尾で健康づくりの取り組みが始まりました。1月26日、滝の宮スポーツ公園体育館において、運動の習慣を身につけるため、ミニボールを使った運動と正しいウォーキングの知識を学びました。寒い日にもかかわらず、富之尾区民の皆さんが熱心に参加されました。
この取り組みは、字で福祉保健懇談会を開催し、住み慣れた富之尾で元気にいきいきと暮らすには、まずは「健康づくり」の取り組みから始めようということになり、「福祉と健康かわら版」を発行、区民に健康づくりへの参加を呼びかけ開催となりました。
福祉保健課では、心身の健康と自立を促進し、家庭が力をつけ、字が力をつけ、個人のみでは解決できない生活上のさまざまな困難に対しともに支え、住み慣れたまちでその人らしく暮らせていける地域を築く=「健康福祉力」を提唱し、字の取り組みをサポートしています。

 

多賀の農業・農山村を考えるつどい

多賀の農業や農山村について考える機会に……

2月17日に、中央公民館にて、「第19回多賀の農業・農山村を考えるつどい」が開催されました。
このつどいは、平成元年に第1回目が開催されて以来今年で19回目を迎えました。多賀の農林業の持続的な発展と農山村の振興を図ることを目的に毎年この時期に開催しているものです。
今年は、東近江市の有限会社池田牧場の池田喜久子さんを講師に迎え、「私のチャレンジ人生!」と題して講演いただきました。池田さんはご主人とともに酪農経営を行ってこられた方ですが、生産農家から自家販売農家に切り替え、ジェラードを販売されるようになり、また、農家レストランの経営にも取り組まれ、シカ肉を使った料理を提供するなど地元産の食材にこだわった経営を行ってこられました。池田さんの情熱あふれる講演と今日までの苦労話などに、会場の皆さんは熱心に聞き入っておられました。
また、当日は、シカ肉の薫製料理の試食が行われました。これは、猟友会の協力を得てシカ肉の提供を受け、東びわこ農協で薫製にしてもらったものです。会場の皆さんに試食してもらいましたが、なかなか好評でした。
町内では、野生ジカが増え農作物や森林被害が多発していて、このシカ肉が有効利用され、被害の減少につながればと思います。

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