消防

春季全国火災予防運動

「消えるまで ゆっくり火の元 にらめっ子」を統一防火標語とし、平成22年3月1日から7日までの7日間にわたり、春季全国火災予防運動を実施します。
この運動は、火災が発生しやすい時期を迎えるにあたり、火災予防思想の一層の普及を図ることにより、火災の発生を防止し、火災による死傷者の発生や財産の損失を防ぐことを目的として毎年実施されているものです。特に3月から5月にかけて火災が多発していて、より積極的な防火対策の周知が必要です。
この運動を契機に、日ごろ忘れがちな火災に対する警戒心を喚起し、住民、事業所の関係者および全国の消防機関等が一体となって火災予防を推進していくため、各地でさまざまなイベントや防火・防災訓練などが実施されます。
住宅の耐震化と家具の転倒防止について
地震はいつどこで起きるかわかりません。6,000人を超える死者を出した阪神・淡路大震災では、死者の約8割が建物の倒壊によるものであったと言われています。また、平成16年の新潟県中越地震など、最近発生した主な地震の負傷原因の3〜5割は、家具の転倒に起因するもので、さらに、家具の転倒・落下は、その散乱等により、安全な避難経路が確保できず、避難の遅れにもつながるものとされています。
このような被害を少しでも軽減するためには、住宅の耐震化や家具の転倒防止などがきわめて重要であり、日ごろから1人ひとりが地震に対する備えの意識を持つことが必要です。

家具の転倒防止について

家具配置等の工夫

まずは、転倒被害を受けにくい家具の配置について工夫してみてはどうでしょう。たとえば、家具の配置と就寝の位置については、壁を背にした家具は前方に倒れてきますから、就寝位置は、家具の高さ分だけ離れるか、家具の脇とした方が安全です。
また、家具が倒れても出入口がふさがれないように、家具は出入口付近に置かない、あるいは万が一倒れても通り抜けられる空間を残せる位置に置くなど、部屋の状況にあわせて工夫してみることが大切です。

具体的な転倒防止対策

配置の工夫だけではやはり限界があります。タンスや本棚などをL字金具や支え棒などで固定したり、食器棚に扉が開かないための金具を取り付けたり、または冷蔵庫を転倒防止用ベルトで固定するなど、具体的な転倒防止策を行うことが必要です。これらの器具については、家電や家具メーカーやその取扱店に問い合わせてみるか、ホームセンター等で販売されているものを活用しても良いでしょう。
住宅の耐震化や家具の転倒防止は、確かにコストを要しますが、既存の制度を活用することなどにより、通常より安価に対応できる場合もあります。ちょっとした意識の違いによって、大きな被害を避けられることがあります。まずは手軽にできることから始めてみてはいかがでしょうか。

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